水濡れしてiPhoneの電源が入らなくなってしまった!そんな状態でも修理は可能なのか!?
本日はiPhone8の修理をご紹介致します。
状態は、海水に浸かってしまい水没。
電源が入らなくなってしまったとの事でした。
データのバックアップもとっていなかったそうで、どうにかしてデータを取り出せるようにしてほしいとのご要望で修理のご依頼にお持ち込み頂きました!
では、早速状態を見て行きます!
目次
電源が入らないiPhone8
お預かりしたデバイスがコチラ
電源が入っていない状態でのお持ち込みでした。
水に浸かってしまい、取り出したら既にこの状態になっていたそうです。
電源を入れるのはダメという事は知っていたとの事で、すぐに修理にお持ち込み頂きました!
水濡れした状態で通電させると、基板が破損する可能性があるので
すぐに分解していきます!
iPhone内を見てみると…
結構水が侵入していました!
画面と基板には水に濡れると、赤に変色するシールがはってありますが、どちらとも真っ赤に反応しています。
このまま分解をすすめすべてのパーツを取り外し、洗浄と乾燥を行います。
作業後、iPhoneは復旧したのか!?
まず、電源が起動するかどうかのチェックを行う為、電子基盤に起動に必要なパーツを最低限、取り付け電流を流します。
すると…
無事に起動しました!
お客様のiPhoneを組み直し、起動させると
無事復旧しております!
起動も出来て、データもそのまま残っていますので
いつでもバックアップが作成できるようになりました!
iPhoneが水濡れした時に気を付けたい事
じつはiPhoneは防水ではない事をご存知でしょうか?
搭載されているのは、あくまでも耐水・防塵性能なのです。
ある程度の水分なら耐える事ができる、塵やホコリの侵入を防ぐ性能ですね。
なので、水に浸かってしまったり、iPhoneを防水と思って洗ってしまったりすると
意外とあっけなく水没してしまう事があります。
しかも、耐水性能も永年続くわけではなくご使用年月とともに経年劣化してしまいます。
なので、水濡れした時は決して電源を入れたり、
充電するなどして電流を流してはいけません。
内部に水分が侵入していると、ショートしてしまい基盤の回路やチップが焼け焦げてしまう事があります。
水濡れしたけど電源は入っている場合、動いているから大丈夫と思ってしまいがちですが、油断は禁物です!
寝る時に充電して、起きた時には電源が入らなくなったというケースも多く存在します。
ですので、水濡れした時は電源を入れず、充電もせず迅速に修理に出す事が大事です!
軽い水濡れで、電源も入っている場合でも油断してはいけません。
すぐに修理屋さんにもっていくか、すぐには修理に持って行けないという場合はiCloudを使ってすぐにバックアップの作成をしてデータだけでも保護しましょう!
今回ご紹介した、
iPhoneは防水ではない事。
水濡れした時には、電流を流さない事。
この2点は覚えておきましょう!
iPhoneが壊れて修理店をお探しなら
スマップル天神店にご相談下さい!
データそのまま、ご予約なしでも修理を行っております!
水没復旧以外にも
画面修理
バッテリー交換
充電口修理
カメラ修理
スピーカー・マイク修理
リンゴループ復旧
など様々な修理を行っております!
郵送でも修理も承っておりますので、どうぞお気軽にご依頼くださいませ!