ケースってどれがいいの?修理屋さんの視点で答えます!
「もう割らないためにはどんなケースに入れたらいい?」
というのは、修理屋さんにいるとよくある質問。
ということで今回は、その質問の多いケースのことについて
修理屋さんの視点からお答えさせて頂きます!
ケースは柔らかいのと硬いの、どっちがいい?
断然、柔らかい物をお勧めします!
iFaceなどの、柔らかい素材(TPU)とハードケースが一体になっているものは別のお話ですが…
硬いケースだと、落とした衝撃がそのまま内部に伝わってしまい、
結局画面が割れてしまいます。
極端に言ってしまうと、落としても中々割れないようにする対策では、硬いケースはあまり意味がなく…
ではなぜ柔らかいケースがいいか、というと
多少なりとも衝撃を吸収してくれるからです。
そうすると、中に伝わる衝撃も軽減されるため、
結果割れにくくなる、と言った感じです。
柔らかい素材の代表例としては、シリコンやTPU素材があげられます。
ガラスコーティングってよく聞くけど…
ガラスコーティングはすっごい魅力的ですよね。
iPhoneをつやつやに…
「ケースもフィルムも付けるのが嫌い!」という方には
「じゃあ最低限これはしていてください!」と言いたくなる一品です。
じゃあこれが強いのか、というと…微妙な所。
確かにガラスの部分はかなり強く、色々な店舗さんがおすすめされるくらい強力です。
しかし、コーティングの場合衝撃を一切逃さないので、
コーティングの下が衝撃で割れてしまったり、液晶が壊れてしまったり…
ガラスコーティングをしたから割れない、なんてことはないのです。
本気で割りたくない方は、衝撃を吸収してくれる何かを付けた方がいいかと思います。
手帳タイプのケースって強い?
はっきり言って、落とし方や作りによってはあまり強くありません。むしろハードケースと大差ありません。
基本、手帳ケースを付けていても、落とすときは開いた状態。
そう、手帳ケースのメリットである「画面を直接覆う」ものがない状態で衝撃を受けてしまうのです。
さらに、手帳ケースの中身は大体ハードケースで出来ています。
先程も述べていた通り、結局は中に衝撃が伝わってしまい…
実際に店頭に立っていると、「手帳ケースなのに割れた」とおっしゃる方が多くいらっしゃいますが
手帳ケース=強いということはございません。
非常に便利な手帳ケースですが、
もし割れないような対策を、という事でしたら
中がハードではなくTPU素材でできている物を選ぶとか、寧ろ自分でリメイクしてしまうとか…
といった方がよっぽど割れにくくなるかと思います。
おすすめのケースは?
形あるもの、どんなケースをしてもけして割れないなんてことはないのですが、
iPhoneを割らないためにはずばり、
いかに衝撃に対しての対策をとってあげるか!
が大事になって来ます。
これは当店に置いてある、割れ対策におススメしているケース。
TPU素材で出来ていて、角を厚く守ってくれています。
さらに、フチがiPhoneの画面より高くなっているので
落とした時に直接地面にあたる事がございません!
私もこれにスマホリングをくっ付けて(かなり乱暴に)使っていますが、未だ割れ知らずです!
まあ、これだとただの宣伝になってしまうので
お勧め出来るケースの条件を述べていくと、
・柔らかい素材…衝撃を吸収してくれる
・角を厚く守ってくれている…iPhoneは角から割れる事が多いため
・画面が直接地面に触れない…落とした時、画面表面からの直接的な衝撃を食らわない
の3つ。
また、もしお使いの機種がiPhone6や6Plusなら
柔らかい素材を更にハードケースで覆っているものだと更に◎!
iPhone6系は、落とした時に本体が少しでも曲がってしまうと
「タッチ病」と呼ばれるタッチが全く効かなくなる病気が起こる事がございます!
TPUは柔らかい分、曲がりには耐性がないので…
例えば人気のiFaceを代表とするタフケースや、
「MIL規格」といった、軍事規格に対応したケース(取得したものにはパッケージに記載があります)がお勧めです。
iPhone自体のデザインをケースで隠したくない方や、プリクラやカードを挟んで自分オリジナルのデザインで持ち歩きたい方は、
クリアタイプのTPU素材で出来たケースがオススメです!
こういったのは電気屋さんやドン・キホーテなどの量販店、インターネット通販でも購入が出来ますので、
探してみると面白いですよ^^
以上!修理屋さんの視点から、おすすめのケースのご紹介でした~
当店スタッフも、それぞれが思う「強いケース」を自身の携帯に付けておりますので、
修理の際は聞いてみると面白いかもしれません!
あ、万が一割れた場合はぜひお越しくださいね!